四段に流れ落ちる日本三名瀑のひとつ。茨城・奥久慈「袋田の滝」

奥久慈県立自然公園に指定されている名勝、久慈川の支流・滝川の上流にある落差120m、幅73mの「袋田の滝」は、日光の華厳の滝、南紀の那智の滝と並ぶ日本三名瀑のひとつです。四段に流れ落ちる様や西行法師がこの地を訪れた際「四季折々に訪れないと本当のよさがわからない」絶賛したことから「四度の滝」とも呼ばれています。

第一観瀑台へは昭和54年12月に完成した長さ276m幅員4m高さ3mのトンネルを歩いて抜けていきます。途中大子町の鳥でもあるオシドリをモチーフにした「恋人の聖地」モニュメントが設置されています。

近づくにつれて滝の轟音が響きやがて岩壁に幾条もの白い筋を描いて流れ落ちる壮大な景観が目の前に広がります。滝坪の真正面にあたり、流れをもっとも近くで見られるヒーリングスポットです。

さらにエレベーターに乗ると第2観瀑台。第2.第3デッキからは上から見下ろすようにして全体像がたのしめます。水量の変化によりさまざまなハートが表れます。

帰りはトンネルの200m地点から外に出る吊り橋の上から少し離れてみる袋田の滝もまた絶景です。そのまま対岸に渡り駐車場に戻りました。

黄金姫伝説ゆかりの横谷峡「鶏鳴滝(四つの滝)」

国道41号から国道256号沿い「道の温泉駅 かれん」をさらに馬瀬川沿いにすすむと白山神社があります。ここから郡上街道沿いに約1KMほど続く横谷峡は特別天然記念物の「オオサンショウウオ」が生育する荒々しくも美しい幽谷であり、マイナスイオンをたっぷり浴びながらの散策を楽しめます。

渓谷沿いには「白滝」「二見滝」「紅葉滝」「鶏鳴滝」という四つの滝があります。

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中でも紅葉滝は、荒々しい岩と四季折々の表情を表す木々、勇ましい滝の織り成すコントラストが美しい。

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この道は秘宝の黄金鶏の行方を探し、鶏鳴滝へ辿りついた「黄金姫伝説」を偲ぶ黄金姫街道(約6KM)でもある。

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堀川天皇の頃(1093年)、安置されていた秘宝の鶏が都の戦を嫌い飛び立ってしまい、この鶏を見守っていた黄金姫は比叡山で観音様のお告げを受け、鶏を探しに東山道から飛騨路へ向かい、横谷峡、四つの滝の鶏鳴滝へたどり着いたのである。しかしその鶏は清流権現となり姿を変えていたことを見とどけ、黄金姫は都へ帰る途中疲れは果て亡くなったと伝えられているのである。この付近の坂梨川流域にある子守金神では、特に咳に患う子供の病気の回復を祈願し、平癒すれば「鶏」を奉納するという風習が残っているとのこと。またこの頃からこの滝では元旦の明け方になると鶏の鳴き声がかすかに聞こえるようになったことから「鶏鳴滝」と呼ばれています。

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中央構造帯の谷間に沿ってに流れ落ちる最強のパワースポット!愛知新城「百閒滝」

百間滝は日本最長の断層帯、中央構造線の深い谷に沿って流れる夏明川(下流は大島川)上流に位置する落差120mの県内最大級のみごとな滝です。中央構造線は関東から九州まで延びる断層で新城市の南東部を横断しています。その周辺にある百間滝、鳳来寺山は、聖地・霊場として信仰の対象とされ古くから台地のパワーが宿る場所として知られています。

道路から谷に向かってかなり下っていきます。まずは滝の最上部、滝頭に出ます。ここが中央構造線の上に位置することから一番のパワースポットで、滝頭にはポットホールもあります。

さらに下る途中には2カ所の展望所があります。上の展望所では、滝の上部が見れる場所で岩の上を白糸のように流れ落ちる様子はその壮観無比の迫力ある大きさに驚きます。この滝は木々に囲われ、また途中で曲がっているために全貌が一目で見ることができず、曲がっているところから滝壺までの落差は43mです。

下の展望所では滝壺に近く、黒い岩の上をい滝壺に向かって勢いよく流れ落ちていきます。

 

奥飛騨温泉郷にある飛騨三大名瀑の一つ白猿伝説の「平湯大滝」

三千㍍級の秀峰が影絵のように重なり合う北アルプスの麓。山麓の猫の額ほどの土地にいくつもの渓流が流れる。穂高連峰を源とする蒲田川沿いの新穂高、栃尾、乗鞍岳を源とする平湯川沿いの平湯、福地、新平湯・・・岐阜県高山市にあるこれらの温泉は総称して奥飛騨温泉郷とも呼ばれている。

まずは平湯温泉のルーツとなった場所・平湯大滝のある公園を目指す。約450年前、武田信玄の家臣山県昌景が飛騨に攻め行った際、軍勢を引き連れて峠越えをしたが皆疲れきり、その上硫黄岳の毒霧が出て倒れるものが続出し、やっとのことで平湯大滝のあたりに辿り着いた時、老いた白猿が皆の前を歩いて道端の湯に導いてくれたのである。猿が教えてくれた湯に入り元気を取り戻したという「白猿伝説」である。そんな伝説が残る平湯大滝のふもとに広がる公園。園内には足湯やレストラン、土産物屋といった多彩な施設が揃う。平湯大滝に行くなら公園入口から出るシャトルバス(1回100円)の利用が便利である。

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公園の駐車場から歩くこと10分、平湯大滝は四季折々の表情を見せる幅6M、落差64Mの豪快な滝で日本の滝百選に名を連ね飛騨三大名瀑(乗政大滝・胡桃大滝)の一つでもある。日本アルプスを世界に紹介したウェストンも訪れてこの滝を絶賛したことが伝わっています。

子宝を授かるとも言われる安倍清明修行の滝。愛知県新城市「阿寺の七滝」

日本の歴史にその名を残す霊峰・鳳来寺山の不思議な伝説と大自然のパワーが息づく崇高なる場所をあとにしてもう一つのパワースポト「阿寺の七滝」に向かう。

阿寺の七滝」は「日本の滝百選」にも選ばれている名滝で巣山高原から流れる清流が下吉田阿寺地区内で阿寺川となり礫岩の断層崖を落下する全長64Mの大滝である。7段の階段状になった崖を水流が美しいを曲線を描きながら深い滝壷に落ちていく様はなんとも幽玄かつ爽快感に満ちているのである。

また礫岩を子抱石ともいい、これを祀ると子供が 授かるという伝説もあるらしい。もちろん石の持ち帰りは厳禁であるが。写真を撮ると不思議なことに白いぼんやりとした球体が写っていてやはり不思議なパワーを感じてしまうのである。

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陰陽師の安倍清明が若き日に修行したという伝説が残る地でもありマイナスイオンたっぷりの滝しぶきと、近くを中央構造線が走っていることからパワースポットとして人気があります。駐車場からは約1KM離れた場所にあるのでゆっくり歩きながら森林浴も楽しめるというものです。

大地の裂け目に水が落ちていく東洋のナイアガラ!群馬沼田「吹割の滝」

国道120号(日本ロマンチック街道)で尾瀬方面をめざして走るとあらわれるのが、 浸食されたV字形の岩盤を三方から水が河川の両側に落ちている珍しい滝、日本の滝百選のひとつ「吹割の滝」です。高さ7m、幅30mにもおよび、ごうごうと落下、飛散する瀑布は東洋のナイアガラと称されています。2000年のNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングにも登場していました。

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吹割渓谷には一周1時間程度の遊歩道と観瀑台があります。 遊歩道を進み、まず現れるのが吹割渓谷の下流部にある「鱒飛の滝」。その昔利根川の支流である片品川にも鱒が遡上してきましたが、この滝までくると段差があり、どうしても上流に上れず鱒が懸命に越えようと飛び跳ねていたことから名付けられました。

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遊歩道を進んで次に現れたのが「般若岩」。そそり立つ岸壁が般若に似ているから呼ばれているようです。般若岩周辺は数十メートルの奇岩が連なる「岸壁群」が目前に迫ります。

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吹割の滝」に到着。滝つぼは昔から竜宮へ通じているとの伝説もあります。河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上がるようすからこの名が付けられました。

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大雪山国立公園「層雲峡」の柱状節理を流れる男女滝「流星の滝・銀河の滝」

層雲峡は広大な大雪山国立公園の中にあり、大雪山の噴火によって噴出した火山灰などが堆積して固まった「溶結凝灰岩」といわれる岩が石狩川によって浸食されてできた峡谷。縦に割れ目が入って岩壁が柱状になった「柱状節理」と呼ばれる高さ150mの岩壁の険しい峡谷が、全長24Kmにわたり続く雄大な自然の絶景が楽しめます。アイヌ語で「ソウウンベツ(滝の多い川)」と呼ばれていたことから詩人の大町桂月が1921年にこの名をつけました。

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層雲峡を代表する絶景スポットが日本の滝100選に選ばれている「流星の滝・銀河の滝」です。売店の滝ミンタラがある駐車場から眺めるのが定番で、石狩川を挟んで間近から観賞できます。 印象の異なる2本の滝が、山水画のような柱状節理の岩肌に水が美しく流れ落ちています。「流星の滝」は約90mの断崖から一気にとどろき落ちる豪快な滝。銀河の滝」は約120mの断崖から、キラキラと銀の糸を引いて流れる優雅な滝で、その対象的な姿から「男滝・女滝」とも呼ばれます。二つの滝に挟まれた岩は不動岩と呼ばれます。

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滝ミンタラの真ん中から山道の遊歩道を約20分上がった高台なる双瀑台と呼ばれる展望台からは2本の滝を同時に見ることができます。

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御嶽昇仙峡のシンボル覚円峰の麓にある月の滝「仙娥滝」

渓谷美を讃えられ日本の名勝として名高い「御岳昇仙峡」は、長トロ橋に架かる天神森から仙娥滝までの4キロ。渓谷探勝には、名物の「トテ馬車」に乗って能泉まで辿り、そこから歩いて仙娥滝まで散策するのが一般コースです。

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スタートは長潭橋。今から170年ほど前の江戸時代後期、滝上の長田円右衛門(1795~1856)によって、荒川渓谷沿いの御岳新道が完成したことにより、今まで見ることのできなかった渓谷美や仙娥滝の絶景が世に知られるようになりました。

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前方に昇仙峡の中心部にそびえる「覚円峰」が見えてきます。岩肌に群生する松、ツツジ、モミジとあいまって、四季折々、幽谷の旅情を誘います。日本一の渓谷美、昇仙峡の主峰・覚円峰は、その昔、平安時代のお坊さん覚円が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したと言い伝えられています。

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「雲飛ぶや 天駆使が種置ける 覚円峰の岩肩の松」伊藤 左千夫

昇仙橋を渡り岩沿いに歩くと、滝の音が近づいてきます。日本の滝100選に選ばれている「仙娥滝」は地殻の断層によってできた高さ30M、3段に落下する大滝で、しぶきを上げる滝壺は間近です。中国の神話に登場する月に行った女性、ひいては月を意味する言葉が滝の名です。

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長野県側から見る?それとも新潟県側から?県境にかかる妙高「苗名滝」

日本の滝百選に選ばれている「苗名滝」は、新潟県と長野県の県境を流れる関川にかかる落差55Mの滝です。水しぶきをあげて落ち込む様は迫力満点であり、苗名滝は地震滝とも呼ばれていて、滝から落ちる水音が四方に渡って地響きのように聞こえるのが名前の由来です。その後、「なゑ」が古語で地震を意味していることや、周辺の高田平野が稲作の盛んな地であったため、現在の苗名滝という名前に変わったといいます。

駐車場からはつり橋を渡り、砂防ダムの前を通って反対側に出ます。砂防ダムの横には階段があり、螺旋階段のようにぐるぐる回りながら上がっていき、渓流沿いに歩いていきます。

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新潟県と長野県の県境となる関川にかかっている滝のため、滝の近くにある橋を渡り、二つの県で別々に滝を見てみると目に映る景色が違うという面白味もあります。滝の下から眺められる新潟県側からは、水しぶきをあげて落ち込む迫力のある様子を間近で楽しめます。

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一方で上から眺められる長野県側からは、水深が深くなっている滝壺を見下ろせる。

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水と緑が織り成す癒しの渓谷美 三重県「赤目四十八滝」

室生赤目青山国定公園の中心に位置し、名張市を流れる滝川の上流、約4KMに渡って渓谷美を見せる「赤目四十八滝」。四十八と言っても多くの滝があるという意味で、滝の数は21箇所だが 「赤目五瀑」 と呼ばれる名瀑を筆頭に数々の美しい滝が存在する、古来より修験道の修行の地、参拝の地だったパワースポットです。

「赤目」の由来は役の小角が滝に向かって行を修めていると、不動明王が、赤い目の牛に乗って出現したという伝説からです。「森林浴の森百選」「遊歩100選」「平成の名水百選」にも選定されている美しい原生林に包まれた渓流沿いを約3時間かけて往復するのであるが、アップダウンのある全長4Kmの散策路は、変化に富んだ風景の連続である。

涼やかな谷あいの道で「銚子滝」「行者滝」を越え、深い滝壺を持つ「霊蛇滝」を過ぎると、最初の赤目五滝のひとつ「不動滝」に到着する。高さ15M、幅7Mの勢いのある名瀑。不動明王に因んで名づけられたもので、「滝参り」はこの滝に参ることを意味し、明治の中頃まではここから奥には入れなかったそうである。そのため、ここからはすこしづつ変化に富んだ道みなっていく。

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ここから「乙女滝」「大日滝」「八畳岩」を越えて15分ほどで二つ目の赤目五瀑「千手滝」につく。高さ15M、幅4M。複雑な形の岩を千手のように水が滑り落ちる美しい姿から、千の手を持つ滝と名付けられた滝である。滝、岩、樹木、滝つぼが調和した、絵のような美しさが見ごたえがある。ゆっくり見れる席もある。

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すぐに3つ目の赤目五瀑「布引滝」に着く。ここまで約1Kmである。高さ30Mから、名の通り一枚の白布を長々とたらしたような優美な姿の滝であるが迫力はないように思える。しかし細く急な滝がうがった滝壺の深さは、実に30Mあり、深い滝壺は、引き込まれそうな美しさである。滝の上部から見ると垂直に流れ落ちるさまには目を奪われる。

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このあと「縋藤滝」「陰陽滝」を経て「百畳岩」にたどり着く。ここがちょうど中間地点あたりになり、ここから先が、健脚向きのコースになる。「七色岩」「姉妹滝」「柿窪滝」「笄滝」「雨降滝」「骸骨滝」「斜滝」と、いくつもの滝を越えていき、牛ケ淵という深い淵を過ぎて登っていく。このあたりまで来ると渓谷も深く木々も原生林のごとく生い茂り、岩は苔生し大自然を十分に満喫できるのである。そして4ツ目の赤目五瀑「荷担滝」を見ることができるのである。高さ8M、二つに分かれて流れ落ちる姿が、背中に荷物を背負っているようだということから名付けられたものであり、個性的な姿が人気で赤目四十八滝のシンボル的存在である。

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さらに「夫婦滝」「雛段滝」「琴滝」を越え、最後は入口から870M、時間にして片道80分の5つ目の赤目五瀑「琵琶滝」に到着である。「琵琶滝」は落差15M。滝の形が楽器の琵琶に似ていることから名づけられ、絶壁に囲まれた岩風呂のような滝つぼは深い蒼色をしている。

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残念ながら帰りは来た道を戻ることしかできないのであるが帰りの景色はまた行きと違ってみえるから不思議である。
マイナスイオンいっぱいの散策道はリフレッシュに最適です。

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