信州・奥蓼科温泉郷から入る横谷峡遊歩道でマイナスイオンを数える「乙女滝」「霧降滝」

奥蓼科温泉郷の入口にある横谷峡では、北八ヶ岳を源流とした渋川に沿うように「横谷峡遊歩道」が整備されていて、ゆっくり歩くと2時間ほどのコースである。滝マニアとしてはやはり歩かねばならないのである。

蓼科中央高原観光協会のある横谷峡入口からスタートすることにした。以前もうひとつのスタート地点である横谷観音入口バス停から王滝を目指したことがあったが途中で道がわからなくなってしまった経験があり「乙女滝」と「霧降滝」をみるだけにしたのである。横谷峡にはいくつもの滝があり、それぞれの滝の手前にはマイナスイオンの「個数」を示す看板が立っていていたるところで清涼な空気に包まれている心地よさを実感できるのである。

まずは横谷峡温泉の駐車場に車を止めて徒歩5分の乙女滝へ。ここのマイナスイオンは20000個の表示があった。乙女の伝説があるらしいこの滝は清冽で豊かな流れをたたえ、ま近でみることができるので水しぶきが飛んできていっそうの清涼感を与えてくれる。

ここからさらに5分程度歩いたところに霧降滝がありマイナスイオンは同じく20000個である。滝壺がいくつもあり、音の変化が楽しめる。

のどかな山村に息づく美しき水の流れ、南相木川流域の滝めぐり。信州南相木「お三甕の滝」「立岩滝」「犬ころの滝」

群馬県と境を接する南相木村は東西に長く、県境付近を源に豊かな原生林をくぐり抜けてきた三川と栗生川が東から西に流れています。二つの川は役場付近で南相木川となり、千曲川に注ぎます。流れはどこも急で、見ごたえのある滝が点在しています。

南相木川の下流から順にまずは「お三甕の滝」です。諏訪神社脇の急な遊歩道を下ること5分で見えてきます。上ん淵、中ん淵、下ん淵の3段からなり、中ん淵が高さ16mで最大で甕の形を深い滝壷に向かって落下する水の帯を、岩壁にくりぬいた遊歩道のトンネルから眺めるという粋な趣向です。20mほどのトンネルは、中ほど左にぽっかり穴があいていてそこから正面に見えます。ほの暗い中から眺める色鮮やかな木々の緑と滝とのコントラストがことのほか美しく、映画のワンシーンのように幻想的な存在に映っています。

絵のような風景とは裏腹に、この滝には、その昔「おみか」という美しい嫁が姑にうとまれ、ここで突き落とされ滝つぼ深く沈んだという悲しい伝説が残っています。

南相木川上流の三川には村のシンボルともいえる直立した立岩があります。頂上に祠を持つ高さ60mの巨大な大岩で、「立岩滝」はその直下にあり、両側に樹々が迫るV字に切り立った谷底は真夏でもひんやりしています。高さ5mほどでさほど大きくはないが、渓谷らしさが感じられ、谷底地形がよくわかります。

さらに三川上流には、日帰り入浴施設「南相木温泉 滝見の湯」の脇に「犬ころの滝」別名「ワンちゃんの滝」があります。このユニークな名前は、その昔、悪さをする山犬に困り果てた村人がここに犬を追い落としたことから付けられたといいます。道路脇に階段があり、下りて間近に見ることができます。ゴツゴツとした真っ黒な岩肌をなめるように水流がほとばしっています。

御嶽昇仙峡のシンボル覚円峰の麓にある月の滝「仙娥滝」

渓谷美を讃えられ日本の名勝として名高い「御岳昇仙峡」は、長トロ橋に架かる天神森から仙娥滝までの4キロ。渓谷探勝には、名物の「トテ馬車」に乗って能泉まで辿り、そこから歩いて仙娥滝まで散策するのが一般コースです。

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スタートは長潭橋。今から170年ほど前の江戸時代後期、滝上の長田円右衛門(1795~1856)によって、荒川渓谷沿いの御岳新道が完成したことにより、今まで見ることのできなかった渓谷美や仙娥滝の絶景が世に知られるようになりました。

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前方に昇仙峡の中心部にそびえる「覚円峰」が見えてきます。岩肌に群生する松、ツツジ、モミジとあいまって、四季折々、幽谷の旅情を誘います。日本一の渓谷美、昇仙峡の主峰・覚円峰は、その昔、平安時代のお坊さん覚円が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したと言い伝えられています。

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「雲飛ぶや 天駆使が種置ける 覚円峰の岩肩の松」伊藤 左千夫

昇仙橋を渡り岩沿いに歩くと、滝の音が近づいてきます。日本の滝100選に選ばれている「仙娥滝」は地殻の断層によってできた高さ30M、3段に落下する大滝で、しぶきを上げる滝壺は間近です。中国の神話に登場する月に行った女性、ひいては月を意味する言葉が滝の名です。

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長野県側から見る?それとも新潟県側から?県境にかかる妙高「苗名滝」

日本の滝百選に選ばれている「苗名滝」は、新潟県と長野県の県境を流れる関川にかかる落差55Mの滝です。水しぶきをあげて落ち込む様は迫力満点であり、苗名滝は地震滝とも呼ばれていて、滝から落ちる水音が四方に渡って地響きのように聞こえるのが名前の由来です。その後、「なゑ」が古語で地震を意味していることや、周辺の高田平野が稲作の盛んな地であったため、現在の苗名滝という名前に変わったといいます。

駐車場からはつり橋を渡り、砂防ダムの前を通って反対側に出ます。砂防ダムの横には階段があり、螺旋階段のようにぐるぐる回りながら上がっていき、渓流沿いに歩いていきます。

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新潟県と長野県の県境となる関川にかかっている滝のため、滝の近くにある橋を渡り、二つの県で別々に滝を見てみると目に映る景色が違うという面白味もあります。滝の下から眺められる新潟県側からは、水しぶきをあげて落ち込む迫力のある様子を間近で楽しめます。

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一方で上から眺められる長野県側からは、水深が深くなっている滝壺を見下ろせる。

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